高配当
【目次】
・タァマホォォォォーーム♪のCMでおなじみのタマホーム。
・5/10時点で利回り4.53%と高配当で人気の銘柄。
・地合いの悪い今、タマホームは買いなのか!? 分析していきたいと思います。それではどうぞ
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【銘柄情報】
銘柄 タマホーム(1419)
東証プライム
業種 建設業
株価 2,650円(5/10時点)
利回り 4.53% (権利確定月 5月/11月)※11月の中間配当は無しの場合が多い。5月の期末配当のみ
PBR 2.81倍
PER 10.2倍
配当性向 41.1%(22年5月 120円予想)
自己資本比率 26.1(高くはない)
買時 → 配当狙いなら一回調整下げ入った後
日足チャート
週足チャート
・ひとつ注意点として、タマホームはボラティリティが結構高そうですね。買い時を間違えると大きなダメージを負ってしまうかもしれません。
※ボラティリティが高い=株価の上昇下降の幅が大きい
月足チャート
・仮に下落トレンドに転換した場合、1,900円くらいのラインが意識されている感じがるので、そのあたりまでズルズルと下げ続けるかもしれません。
・ただし、1,900円付近まで下げたとすると、配当利回りが6%を超えてくるため、配当金の減配等、悪材料がない限り、それ以上下げるとは考えにくいです。【お買い得株】として、買戻しが入ると思いますので、そこで入れたらかなりおいしいと思います。
業績
・最高売上高は2021年の218,092百万円。2017年の1,570億円から順調に売り上げを伸ばし、昨年過去最高益を達成。
・2022年5月末の本決算ではどうなるか。楽しみですね。ちなみに第三クオーターでの進捗率は76.8%ですので、本決算も予想通りの数字を出してくる可能性が高いと思われます。
・建設業界で売上高35位。規模の大きな建設業界で35位は中々すごいですね。
・11月および5月の株主名簿に記載された……とありますので、○○年以上保有~の縛りはないようです。
・3年以上保有すれば、500円から1,000円にグレードアップします。かなりおいしいですね。
【まとめ】
・上昇トレンド継続なら中期的にスイングするのがよい
・下落トレンドへ転換したなら、利回りが5%を超えたあたりから打診買いを入れていくのもあり
・株主優待狙いで長期保有するのもあり。その場合、本決算確認して、6月頭に調整権利落ち調整入ったあとで買いに入ればよい
結論:トレンドの動向をよく確認してから買いに入りましょう(当たり前のことを大きな声で言いました)
※特定の銘柄の購入を促すものではありません
※投資はすべて自己責任でお願いします
以下、個人的感想
・タマホームは当期利益率が3.29%と、建設業の中でも決して高いとはいえません。売上高ランキングは35位なのに、当期利益率ランキングでは106位と業界全体でも、真ん中より少し下くらいの位置ですね。タマホームはローコストを売りとしているので、どうしても利益率は低くなってしまいます。まぁ、それが問題なのかと言われると、特に問題ないと思います。それぞれ企業ごとに得意不得意なスタイルがありますからね。高級志向で利益を稼ぐもよし、ローコストで数を売るのもよし。みんな違ってみんないい。人間だもの。(?)
・ただ、長期的に考えたとき、数を売っていく必要があるローコストスタイルでは、少子高齢化が進む日本で業績をガンガンのばしていくことが果たしてできるのか……という疑問は払しょくできません。
・不動産事業やリフォーム事業にも力を入れていく事を明記しつつも、やはり主軸である新築住宅に力を入れていく姿勢がみてとれます。本業で稼げる企業が強いと思いますので、今後の成長に期待しましょう。
・タマホーム分析してみましたが如何でしたか? 皆様の株式売買のご参考に少しでもなれば幸いです。
・それでは、今日も一日お疲れさまでした☆
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