・キリンと言えば、麒麟ビール!ビールの中でも飲みやすいですよね。
・配当利回り3%付近と高配当。
・長らくの下落トレンドから、上昇トレンドに転換する兆しあり!?
・今後の動きに注目のキリンHDを分析していきます。それではどうぞ
・配当利回り3%付近と高配当。
・長らくの下落トレンドから、上昇トレンドに転換する兆しあり!?
・今後の動きに注目のキリンHDを分析していきます。それではどうぞ
【銘柄情報】
銘柄 キリンホールディングス(2503)
東証プライム
業種 食料品
株価 2,041円(6/5時点)
利回り 3.18% (権利確定月 6月/12月)
PBR 1.82倍
PER 14.9倍
配当性向 90.6%(21年 65円)
自己資本比率 37.2%(高くはない)
【日足チャート分析】
・至近では下落トレンドでしたが、上値抵抗線(レジスタンスライン)をうわ抜けてきました。出来高も若干増えつつあるので、このまま上昇トレンドに転換する可能性があります。
・直近で意識されていた2040円付近のラインで何度も下に反発してますので、ここを抜けていけるかがポイントになりそうです。
・仮に出来高を伴って2,040円を大きく上に抜けてくると、期待が高まります。
【週足チャート分析】
・といいますのも、2018年の業績が売上高は例年とさほど変わりはしなかったものの、利益面を大きく伸ばし、過去最高益を達成。増配も行われました。なおかつ配当性向も当時は27.8%だったため、成長性に期待され株価が上昇していたと予想されます。
・しかしながら、翌年の2019年からは利益が伸び悩み、株価もずるずると下降していったという流れです。
【月足チャート分析】
・2016年まで上値を押さえつけていた1,900円くらいのラインをうわ抜けてからはかなり勢いのある上昇トレンドでした。
・しかし、流石に上昇しすぎて割高感が出てきたことと、前述したとおり利益面での伸び悩みもあり、下落トレンドに入ったと思われます。
・そして現在は上値を押さえつけていた1,900円付近のラインがサポートラインとして機能している感があります。逆にいれば、ここを割り込むことがあれば、かなり厳しい局面を迎える可能性があります。
【業績】
・2018年に通期で過去最高益を達成。そこから売り上げはさほど落としていないものの、利益が上がっていません。
・全体の業績だけみると、コロナショックの影響もさほど受けていないようにみえます(居酒屋への酒類の納入は確実に落ちていると思うのですが……)
・全体の業績だけみると、コロナショックの影響もさほど受けていないようにみえます(居酒屋への酒類の納入は確実に落ちていると思うのですが……)
・減配をしない姿勢には好感が持てますが、かなり厳しい状況に置かれています。
・自己株式取得状況は上記の通り。(ちなみに、2022年に上限3千万株の自己株式の取得を発表しています。その途中経過が上記です)株価上昇の材料になります。
・あえて本編では触れませんでしたが、株主優待もあります。
・100株以上1,000株未満でビール4本。4本かぁ……ビール好きな方には少し物足りないかもしれませんね。
・他にはジュースや健康食品、なんかも選べますので、女性の方やお酒が苦手な方にも対応してくれてます。なかでも「飲酒運転根絶募金」なんてものもあるのはおもしろいですね。
・総括して、個人的にはキリンHDの株を購入する気はあまりありません。理由は散々述べた様に配当性向の高さにあります。減配からの株価下落のダブルパンチのリスクがあるので、それならば別の株でよくね? と思ってしまいます。(今は好業績で割安な高配当株がゴロゴロありますので……)
・それではこの辺で分析を終わりたいと思います。皆様の株式売買の参考に少しでもなれば幸いです。
・今日も一日お疲れさまでした☆
以上
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