【目次】
・優待廃止で株価がどう動くか?!
・分析していきたいと思います。それではどうぞ
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【銘柄情報】
銘柄 オリックス(8591)
東証プライム
業種 その他金融業
株価 2293.5円(5/11時点)
利回り 3.73% (権利確定月 3月/9月)
PBR 0.84倍
PER -倍
配当性向 33.0%(23年 85.6円予想)
自己資本比率 22.9(リース業界では高め。問題なし)
買時 → 株主優待廃止での個人投資家の売りが落ち着いた後
日足チャート
週足チャート
・週足でみると、割と高値圏にいることがわかります。また、2,000円くらいのラインが意識されている感じがるので、仮に下落トレンド入りした場合は2,000円付近まで一気に落ち込む可能性があります。
・仮に2,000円まで株価が下がった場合、利回りは4.28%まで上昇しますので、そこから更に下落する展開は、少し考えにくいですね。
・とはいえ、可能性がないわけではないので、長期でのチャートも確認してみましょう。
月足チャート
・売上は後述しますが、2015年に入ってから2兆円を超え、順調に成長を見せていましたが、2018年の2兆8620億円を最後に、売上は伸び悩んでいます。
・それを考慮した場合、現在の株価は割高感が出てきているように感じるかもしれません。
・ではなぜ売り上げが伸び悩んでいる今、株価が上昇しているのか? 業績をもう少し詳しくみてみましょう。
業績
・2021年はコロナショックにより投資事業での利益が大幅に減少。株価もボックス相場の底値圏である1,300円を割り込み1,100円付近まで下がっていました。
・その後、コロナショックの反動で投資事業が回復し、株価も上昇トレンドに入ったと思われます。
・ちなみにオリックスは多角的な事業展開ですが、リース業界の括りでいえば、売上げ高は1位であり、2位の三井住友F&リースに約8,000億円近く離すほど圧倒的な力を持っています。すごいですね。
【まとめ】
・長期的にみると若干割高感がある
・株主優待廃止で下落トレンドへ転換する可能性がある
結論:トレンドの動向をよく確認してから買いに入りましょう(前にも聞いたセリフ? それが真理です)
※特定の銘柄の購入を促すものではありません
※投資はすべて自己責任でお願いします
以下、個人的感想
・株主優待制度って機関投資家が不利になるという意見がつよくて廃止になったらしいです。今後も別の企業でもこういった動きが強くなっていくのかもしれませんね。
・個人投資家に人気ってどれくらい? なんと80万人に影響がでるらしいですよ。
・ちなみに2024年3月時点び株主へのお届けをもって廃止終了らしいです。きちんと期間を長く設けている点は好感がもてますね。
・優待のコスト分が単純に浮くので、それを配当や自社株買いに回すと考えたら、結局株主への還元になりますよね。
・それによって機関投資家が今までの不利な部分がなくなり、オリックスに買いを入れたら……逆に株価はあがるかもしれませんね。株価を動かすのは個人投資家ではなく機関投資家ですもんね
・株主優待廃止で今話題のオリックスを分析してみましたがいかがでしたか? 少しでも皆様の株式売買のご参考になれば幸いです。
・それでは、今日も一日お疲れさまでした☆
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