どうも、みそっぱです。商船三井の個別銘柄分析をやっていきます。
【目次】
・利回り13.76%の超高配当株!
・PBR0.91倍、PER1.9倍で割安感あり
・ブームが去ったと思われた海運株である商船三井は買いなのか!? それでは分析していきます。
【銘柄情報】
銘柄 商船三井(9104)
東証プライム
業種 海運業
株価 3,635円(7/31時点)
利回り 13.76% (権利確定月 3月/9月)
PBR 0.91倍
PER 1.9倍
配当性向 20.3%(22年)
自己資本比率 46.1%(問題なし)
【日足チャート分析】
・7/29 第一四半期決算が出ました。その関連で2023年の年間配当予想を350円→500円に上方修正しました。それにより株価がうなぎ上りに上昇する可能性があります
・3,000円~3,700くらいのボックス内でうねっていますが、上方修正発表で上に突き抜ける可能性大。
・ただし、慌てて飛びつく必要はないと考えます。ブームである海運株はボラティリティが激しいので、いったん下がるのを待ってからでも遅くはないと思います。
・2022年期の年間配当金1,200の時でさえ株価は4,000円に達していないので、案外みなさん冷静なんだなぁと感心してしまいます。
・上値としては3,700~3,800円くらい。そこを抜けていくのは、少し厳しい感じもあります。増配上方修正あるものの、4,000円は超えてこないと予想します。
【月足チャート分析】
【業績】
・海運市況は毎日公開されており、世界経済の動向を示す1つの指標になります。バルチック海運指数(BDI)、中国コンテナ指数(CCFI)等を見れば決算を待たずして海運株の上昇下降はある程度予想ができてしまうので、すぐに株価に織り込まれるといった仕組みになっています。
・海運株を保有する場合、突然の暴落に対応するために、上記指数はこまめにチェックしておいたほうがよいと思います。(大けがを避けるために)
・配当金はコロナショック後の海運業好調を顕著に表す超増配続き。2022年に株式分割を行っています。
・ただし、海運業好調が未来永劫続くことはまずないと思いますので、引き際が大事かと思います。長期的に持つつもりなら、今現在の株価は割高になると思いますし、数年後には配当金も大幅減配になる確率が高いと考えます。
・配当性向は概ね20%程度。利益が上がったらその分配当金を増配、下がったら減配をきっちりやるタイプの企業です(利益が出てないときは、無理して配当金を出さない)
【まとめ】
・海運業株は引き際の見極めが最重要
・一度株価が下落すると長期間低迷する可能性あり
・損切を思い切ってできない人は手を出すべからず
結論:引き際を間違えると大けがする
※特定の銘柄の購入を促すものではありません
※投資はすべて自己責任でお願いします
【以下個人的感想&どうでもよいぼやき】
・個人的に海運業ブームには乗り遅れたので、今回の増配発表をうけて入ってみようかなと思っています。
・ただし、しつこい様ですが、海運業の好調がいつまでも続くとは全く思っていませんので、短期的に利益がとれたらそれでOK。長くても中期的なトレードくらいになると思います。
・昨年は海運系はとにかくボラティリティが高すぎてまったく手を出したいと思えなかったですが、昨年よりは株価的にも落ち着きを見せてくると思います。今まで怖くて手が出せなかった方も、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
・同業で人気のある日本郵船よりはベースとなる株価が低いので、商船三井のほうがまだ参入しやすいと思います。
・さて、今ブームである海運業の商船三井を分析してみましたが、いかがでしたか? それではこのあたりで分析を終わりたいと思います。
コメント
コメントを投稿