【目次】
・株価チャートが上昇トレンドを形成!
・グロース系はやられているが、そろそろ反発がくるか!?
・将来有望な優良企業であるアバントを分析していきます。それではどうぞ
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【銘柄情報】
銘柄 アバント(3836)
東証プライム
業種 情報・通信
株価 1,185円(5/13時点)
利回り 1.01% (権利確定月 3月/9月)
PBR 4.42倍
PER 21.9倍
配当性向 21.9%(22年 12円予想)
自己資本比率 67.9%(問題なし)
買時 → マザーズ市場の下落トレンドが落ち着いたら(いつやねん)
日足チャート
週足チャート
・週足でみると、1,000付近の下値ラインが強く意識されているのがわかります。仮に上昇トレンドに入らず、下落していった場合、一旦1,000円付近まで下がる可能性があります。
・上昇トレンドへ入った場合は、前回のBOX相場の下値ラインである1,450円付近まで一気に上昇する可能性があります。
・1,450円を更にうわ抜けた場合、前々回の高値である1,700円台が見えてくるかもしれません。やはりグロース系は夢がありますね。
・上昇トレンド、下落トレンド、どちらに転ぶかわかりませんので、もっと長期間のトレンドをみて予想してみましょう。
月足チャート
・売上の伸びとともに株価も順調に成長しているということですね。
・マザーズ市場の下落トレンドに引っ張られていったんは株価を下げていますが、業績相場になりつつある昨今では、V字回復する希望がもてます。
・それでは上記の通り重要になってくる業績や事業内容をみていきましょう。
・2027年を目標にROE20%台を継続しつつ営業利益CSGR(年平均成長率)18%を達成させ、配当金を10倍以上にするという長期経営目標を掲げています。この目標を達成できるかどうか? よりも、できると思っている投資家が増えれば株価はさらに上昇していくでしょう。逆に無理だ思う投資家が増えれば株価は伸び悩むかもしれませんね。
・ちなみに2017年の配当金は年間で16円でした。2027年までに10倍ということは160円ということですね。ちょっと厳しくないですかアバントさん。
・主軸である企業の連結会計システムの導入実績は着実に右肩上がりで1000社を超えています。
・2023年には基盤サービスを伸ばしつつ、新たにクラウドネイティブの要素を入れて売り上げを伸ばしていく計画みたいですね。
※クラウドネイティブ=「クラウドの利点を徹底的に活用するシステム」という意味で最近つかわれていますね。そう考えると、なんかふわっとした目標ですね
【まとめ】
・若干割高感があるがまだ大丈夫そう
・マザーズ市場下落トレンドが落ち着くまでは手を出しにくい
・企業としての成長性は高い
・コロナ渦でも業績を落とさなかったので、企業としての強さがある
【以下、個人的感想】
・ストック売り上げ比率を70%まで上昇させたいとの目標ですが、それが達成できたらかなり安定して利益を出すことができますね。ちなみにストック売り上げとは、顧客を囲い込んで持続的にサービスを提供しながら長期的に収入を得るやり方です。
会計システムなんかは、一度導入したらおいそれと簡単には違うものに乗り換えたりできませんよね。よっぽど気に入らない点がない限り、他社への乗り換えにかかる手間と労力を考えれば、継続していまのものを使い続けるのが自然な流れです。(例えば個人でクラウドサービスをサブスクリプションで使用しているとして、よっぽどの事がない限りほかのクラウドサービスに乗り換えたりは……しませんよね?)
つまり、一回契約させれば勝ち確やん!ってことですね。
ただし、その分顧客の要望に沿うために、こまめにアップデートを繰り返すことにはなると思います。むしろそれが出来ないと、ほったらかしで長期的に使い続けてもらえることは流石にないですよね。
・アバントとは関係ありませんが、巷ではマザーズ市場が「そろそろ底だろ!」という楽観的な意見と、「いやいやここから更に地獄が始まる」とうい両極端な意見が飛び交っていますが、いったいどちらに転ぶのでしょうか。
結局米国のインフレ率上昇からの金融引き締め(金利上昇)の流れはしばらく止まることはないでしょうから、グロース系が厳しいことには変わりありません。
ただ、こういった時に資金を投入できる人が将来の億万長者になり得る!という話もちらほら聞ききますので、余剰資金とリスク許容度に余力のある方でしたら、ポートフォリオの一部にマザーズ系を仕込んでいってもいい時期なのかもしれませんね。
・全財産を突っ込むぜ! という方がいたらそれはギャンブルでしかないのでしょうが、自分の資金とリスク許容度と相談しながら、的確な数量に買いを入れ、目先の株価上下に惑わされることなく中長期的に持ち続けることができる人が、将来の富裕層になっていくのではないでしょうか。
・と、いうことで、成長中の好業績企業であるアバントを分析してみました。いかがでしたでしょうか。
・皆様の株式売買のご参考に少しでもならば幸いです
。それでは今日も一日お疲れさまでした☆
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