どうも、みそっぱです。いつもブログを見ていただき、有難うございます。
さて、突然ですが、本記事では私が超絶ブラック企業から逃げ出して、転職を行った経緯と、転職のために実行したことについて記していきたいと思います。初めに言っておきますが、この記事は【自己研鑽してキャリアアップを!】【転職で年収○○倍!】等の、意識高い系の記事ではありません。
むしろその真逆であり、私の偏見、本心、人間の弱い部分に満ち満ちた、非常に後ろ向きな記事になります。人によっては、不快感を与えてしまう可能性があります。
そして、その様な批判を覚悟してまで私が本記事で皆さんに伝えたいことは、たったのひとつです。
【ブラック企業からは逃げていいんです。勇気をもって逃げてください】
それではどうぞ。
・この項目ではブラック企業で体験した事、辛かったことをつらつらと書き連ねていきます。ただの不幸自慢になってしまう可能性がありますので、「んなもん興味ねーよw」という方は、次項目へどうぞ。(ブラック企業に現在勤められている方は、多少なりとも共感を持っていただけるのではと思います)
★次項へジャンプする★・まず、ブラック企業に就職した当時の私の状況を簡単に紹介します。
・転職に役立つような資格なし
・入社当時は未婚で実家暮らし
・特にやりたい仕事ではなかった
・自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ普通ですね(笑)
「とりあえず地元で就職できればどこでもいいや~」くらいの気持ちで就職活動をしていました。自分が受ける企業の情報は、ネットで数分調べる程度でした。
・有名大学でもなく、成績がよいわけでもなかったので、数社は不合格になりましたが、なんとか内定を1社もらうことができたため、それで満足してしまい就職活動を終了! 当時の私はそれが当たり前だと思っていました。
・当然、残業代は1円もでない
・毎日誰かが怒鳴り散らされている
・家に帰っても仕事
・土日も家で仕事
・有給ってなに?……etc
・ブラック企業の定義はないので、人それぞれ感じ方が違うと思いますが、少なくともその会社で働いていた人の90%くらいが「早くこの会社から逃げなければ……会社に殺される」と思っていました。もし、上記をみて、「え? うちの会社と似たようなもんやん」と感じた方がいれば、即転職することをおすすめします。
・それでは少し細かく見ていきましょう
①残業時間が異常に長い
・ブラック企業の定番ですね。朝8時ごろ出社して、帰宅するのは毎日0時は回っていました。特に忙しい時は、夜中の2時や3時に退社することも……私は会社に泊まり込みまでしたことがないのですが、転職せずにその会社に居続けたら、いつか経験する羽目になっていたかもしれません。まさにおはようからおやすみまで会社にいるといった感じです。
②残業代は1円もでない
・ここでいう【1円も】とは、大げさでなく、本当に1円もつきません。何時間残業しようが、なんにち休日出勤しようが、毎月の給料は全く同じです。なので給料明細の封を切る必要がありませんでした。その分、基本給が高額だったんじゃないの? と思ったあなた。世の中そんなに甘くありません。激務=高給とは限らないのです。
・業種の公開は控えますが、従業員500名以下の中小企業で、大卒1年目の年収が税引き前で300~350万円程度でした。昇給は年一回で4,000円くらいだったと記憶しています。おいおいそんな会社本当にあるのかよ……と疑いたくなるかもしれませんが、世の中にはその様な会社が腐るほどあること、知識として知っておいた方がよいですね。
③毎日だれかが怒鳴り散らされている
・経営陣が全員一族で、とても激しい性格の方が揃っていました。毎日毎日、睡眠時間を削ってまで働いている社員に対して、バカだの死ねだのゴミだの言いたい放題。更に気に入った女性社員にはセクハラまでする始末。暴力は流石にありませんでしたが、事件になるような事は避けていたのでしょう。そのあたり非常にしたたかですね。
・新入社員の私からみても、【この人すごく仕事が出来るな~】と思っている人でもボロカスに言われていましたので、この会社での自分の未来を想像するだけで、とても憂鬱な気分になっていました。
・労働組合もあってないようなもので、労働環境が改善される見込みはまったくありませんでした。
④家でも仕事が当たりまえ
・時代を先取りしてテレワーク! という意味ではもちろんありません。夜中に帰宅しても、終わっていない仕事の続きや明日の準備はやらなくてはいけません。
・上司からのメールチェック、お客さんからの電話、突発的なトラブル対応、翌日の会議準備……休みの日だろうと関係なく仕事は押し寄せてきます。休まる暇がないというの正にこのことだなと思っていました。
・あなたが仕事遅いだけじゃないの? と思うかもしれませんが、社員のほとんど全員が同じような状態でした。私の仕事は早くありませんが、私より仕事のできる先輩には、私より多くの仕事が割り振られます。そしてその上司には更に多くの仕事が……といった具合で、やればやった分仕事が増えていきます。報われませんね。
⑤有給なんて夢のまた夢
・有給の正式な取り方はけっきょく退社するまでよくわかりませんでした。急性胃腸炎になって病院に行った際も、「病院に行ったなら、午後からは出社できるな?」と言われ、薬を飲んで出社したのは今でもよい思い出です(もちろん出社しましたよ)
・私は一度転勤して地元を離れていた時期があったのですが、祖母が病気で倒れた際、一度実家に帰らせてほしいので休みを貰えませんかと上司にお願いした事があります。
その時に上司から「俺からは上申できない。社長へ直接言ってくれ」と言われました。有休を一日もらうだけなのに、平社員が社長に直談判しろって、本当にどうかしていますよね。そして上司の指示通り社長に休みたい旨を伝えると、「休むのは別にいいけど、死ななかったらどうすんの?」との言われました。冗談に聞こえるかもしれませんが、まぎれもない実話です。
彼らには人間の心がないようでした。いや、逆に社員の事なんて【人間】と思っていなかったのでしょう。
★★
・改善するからと甘い誘惑を仕掛けてくる
・責任感につけこむ
・脅す
・そして上司が「もう少し我慢すればきっと会社がよくなるから」「おまえの負担が減るように配慮するから」と甘い誘惑を仕掛けてきます。でもみんな分かっているのです。その上司が本心からそんなことを言っているわけではないことくらい。その上司だって会社をやめたくてやめたくてしょうがない事だって、分かっています。でも立場上そうするしかないのです。
・既婚
・子供あり
・地元
・貯金100万円程度
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